NNNドキュメント‘24
「命を運ぶ電車 〜JR福知山線事故19年 安全への道標〜」
(放送)
4月28日(日) 24:55 〜 25:25
【番組概要】
2005年4月25日に起きたJR福知山線脱線衝突事故。
乗客106人と運転士が死亡、負傷者562人の大惨事となった。
事故で妻と妹を亡くし、
娘が重体となった遺族・淺野弥三一さん(82)。
事故後、私憤を抑え、加害企業・JR西日本に向き合い、
「安全」理念の構築に携わった。
人はミスをする。しかし
リスクを事前に把握すれば
最小限に抑えることができるはずだ。
鉄道の安全を求め続けJRに向き合う遺族の19年。
[ナレーション:山本 隆弥アナウンサー ]
【ディレクターより】
◆事故前から知り合いだった人が、
大事故の遺族になってしまいました。
淺野さん。奥さんと妹さんが亡くなり娘さんが重傷。
事故の翌日から取材を始めました。
「人としてどうなのか…」と自問自答しながら遺体安置所に向かう姿をタクシーの中でデジカメで撮影しました。手が震えました。
もう一人。事故で起訴されたものの裁判では無罪。
しかしその後はメディアとは一線を画した人物が、
今回取材に応じてくれました。
19年の取材継続。ぜひご覧ください。 (事故当時12年目・堀川雅子)